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この世の全部を敵に回して(小学館文庫) [本(小説]

『この世の全部を敵に回して』
白石一文(作家)
小学館文庫(2012)


いまの人ほど超自然的なものにコロッといってしまう
▽事実ではないと思う。

人間というのは幾つになっても結局は自分のことしか考えない生き物である
▽これも事実ではない。

霊能者を否定しなければならない理由がわからない
▽法的に詐欺だからです。

有限の私たちが生み出せる唯一の永遠こそが哀れみである。
▽原始仏教的な思想。慈悲の考えに近いか

☆☆☆☆☆
全体に仏教思想に近い。

・今日の一言(本文より)
スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだ。
제비꽃은 단지 제비꽃답게 피면 좋은 것이며, 그것이 봄의 들판에 어떤 영향이 있든 없든 (간에) 제비꽃이 알 바가 아니다.
紫罗兰就像紫罗兰那样开花就行,给春日的原野有什么影响,那也与紫罗兰无干。
It is fine for a violet to just bloom as violets do, what influence this may or may not have on a spring field is no concern of the violet.

タグ:白石一文
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