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英語習得の「常識」「非常識」― 第二言語習得研究からの検証 [本(英語学習]

『英語習得の「常識」「非常識」』
白畑知彦(第二言語習得理論研究)
大修館書店(2004)


世界のどの幼児も5、6歳で母語の文法を修得する。

大人が誤りを訂正しても幼児の文法発達に効果がない。

辞書をひかない多読では語彙力は増えない。
同じ語彙を15-18回見ても意味を覚えることはできない。
辞書をひいて意味を確認することが大事なのだ。

文法能力、語彙能力、言語の流暢性は女性の方が高い。
女性の方がやはり外国語に適性がある。

7歳までに学習を開始すれば
母語と変わらないレベルになる可能性がある。
学習開始年齢で到達度に差ができるのだ。
遅い年齢からやってもいいというのは最終目的次第である。

2倍速や3倍速で英語を聞いても効果はない。
ただ聴くことに意味はないのだ。

・今日の一言(本文より)
知らないことは知らないと言える勇気が必要だ。
모르는 것은 모른다고 말할 수 있는 용기가 필요하다.
我们需要有对不知道的事情说不知道的勇气。
We need the courage to say we don't know when we don't know something.

タグ:白畑知彦
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