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秀丽江山2: 白虎卷 [光武帝劉秀(Emperor Guangwu)]

『秀丽江山2: 白虎卷』
李歆(作家)
朝华出版社(2007)


『秀麗江山2: 白虎卷』
中国史上有数の名君に挙げられる光武帝をテーマにした全4巻の第2巻。

劉秀、陰麗華が結婚してから離別し、再会するまで。郭聖通が現れるまで河北に男装して随行し、その後、更始帝に誘拐されて、長安で更始帝と赤眉の対決を描いている。手紙を焼き捨てる話や、私が一番の名場面と考える推心置腹の話がないのが残念。

というのも陰麗華視点に徹しているので、陰麗華のいないシーンが描けないのである。著者は王郎との戦いの途中まで陰麗華を男装させて随行させたが、郭聖通との婚礼から更始帝の密偵に誘拐されて物語を長安に移動させてしまったからである。

その分、更始帝の滅亡の様子が詳しく描かれているが、これを面白いと感じるかどうかは微妙なところ。
(2011.06.09読了。中国語多読25冊目)

・今日の一言(本文より)
二十八宿归位之日,便是我归去之时。
二十八の星座が元の位置に戻る日が、すなわち私が帰るときなのだ。
28의 성좌가 원래 위치로 되돌아가는 날이, 즉 내가 돌아갈 때다.
The day when the 28 constellations return to their original positions, that is when I will go return.

タグ:李歆 光武帝
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