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「集団主義」という錯覚―日本人論の思い違いとその由来 [本(社会心理学]

『「集団主義」という錯覚』
高野陽太郎(認知心理学、社会心理学)
新曜社(2008)


勤続年数15年以上の就業者の割合は
日本よりアメリカの方が高かった。
終身雇用という嘘。

アメリカでは学校のいじめの報道が少ないが、
それは麻薬や銃器の事件が多いため。
アメリカのほうがいじめも多い。

過去の日本にも存在しなかったもの:
終身雇用
会社への忠誠心
系列を主導するメインバンク
株式持ち合い

アメリカでは上司に異議をとなえることはまれ。
決して自由に発言できるわけではない。

軍国主義が集団主義なのは当然のこと。
強い外部の脅威があると集団主義になるから。

・今日の一言(本文より)
A new scientific truth does not triumph by convincing its opponents and making them see the light, but rather because its opponents eventually die, and a new generation grows up that is familiar with it.
反対者を徐々に味方にしたり転向させたりすることによって前進することはまれである。現実に起こるのは、反対者が徐々に死んでいくことと、始めからその考え方に親しんだ若い世代が増えることである。
반대자를 서서히 우리편으로 하거나 전향시키거나 함으로써 전진하는 것은 드물다. 현실에 일어나는 것은 반대자가 서서히 죽어 가는 것과 처음부터 그 사고방식에 익숙한 젊은 세대가 늘어나는 것이다.
通过让反对者投向我方或者转变想法而使之进步的例子很少。现实中只有反对者的慢慢死去和从开始就接受新想法的年轻一代的增加。

タグ:高野陽太郎
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