プラシーボの治癒力―心がつくる体内万能薬

『プラシーボの治癒力』
ハワード・ブローディ（家庭医療、医療哲学）
日本教文社（2004）

最近までのほとんどの薬は
プラシーボだったのだから
医療の歴史の大部分はプラシーボの歴史といってもいい。

被験者が不安を強く感じているほど
ポジティヴなプラシーボ反応が起きやすい。

プラシーボと確信していても反応あり。

あるものが有効だという証拠がないというだけでは
それが有効ではないという証拠にはならない。

プラシーボ発生率は1/3。
プラシーボ治癒率は大きな幅がある・10-90％。

プラシーボを起こす環境とは、
意味のある説明、思いやりといたわり、主導権とコントロール。

ノシーボ効果とは、
ネガティブな期待を抱けば健康に悪い影響を与える可能性が高まること。

・今日の４言（本文より）
プラシーボ反応の本質をつかむための中心概念になっていくのは体内の製薬工場という概念である。
위약반응의 본질을 파악하기 위한 중심개념이 되어 가는 것은 체내의 제약 공장이라고 하는 개념이다.
有助于理解安慰剂效应的本质是体内的制药工厂的概念。
The central concept to understanding the nature of the placebo effect is the idea that there is a kind of medicine factory in the body.

被験者が不安を強く感じているほどポジティブなプラシーボ反応が起きやすい。
피험자가 불안을 강하게 느끼면 느낄수록 더 적극적인 위약 반응이 일어나기 쉽다.
被试验者越担心就越容易产生积极的安慰剂效应。
The more anxious a subject feels, the easier it is for a positive placebo effect to occur.

Absence of evidence is not evidence of absence.
あるものが有効だという証拠がないというだけでは、それが有効ではないという証拠にはならない。
어떤 것이 효과 있다고 할 수 있는 증거가 없는 것만으로는, 그것이 효과 없다는 증거가 되지 않는다.
某个东西没有有效证据，不能说那是没有效果的证据。

ホーソーン効果とはただ誰かがじっと観察し行動を記録しているだけでみられている人たちの行動や能率が改善される傾向のことである。
호손효과란 단지 누군가가 가만히 관찰해 행동을 기록하고 있는 것만으로도 관찰받고 있는 사람들의 행동이나 능률이 개선되어 가는 경향이다.
霍桑效果是仅仅某个人一直观察和记录行动，会改善被观察人的行动和效率的倾向。
The Hawthorne effect is the tendency that people's actions, efficiency and such will improve just by having someone watching and recording their actions.

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