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科学的発見の現象学 [本(科学史/医学史]

『科学的発見の現象学』
A.ブラニガン(現象学、社会現象としての科学)
紀伊國屋書店(1984)


原題:The Social Basis of Scientific Discovers

科学発見の心理事象より社会的文脈に焦点をあてた本。

発見の説明の四つのレベル
論理的なのがハンソン。
歴史的なのがクーン。
心理的なのがケストラー。
認識論的なのがブラックウェル。

メンデルの研究は当時から有名だったが
そのときの生物学に変革を生まなかった。
時代を先取りし過ぎていて誰も評価できなかったのだ。

発見を認知する構造が肝心。
発見は時代の成熟とともに自然発生的に生じるのだ。

・今日の一言(本文より)
But I knew that the theory is correct.
あくまでも理論が正しいのです。
그래도 이론이 옳다는 것을 알고 있습니다.
可我知道还是理论正确。

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