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人が人を裁くということ(岩波新書) [本(法律と犯罪]

『人が人を裁くということ』
小坂井敏晶(社会心理学)
岩波新書(2011)


死刑の矛盾。
死刑前日に自殺未遂発生。
医療チームが救出して翌日処刑する。

冤罪率はおよそ1%。
犯罪者1000人見逃して冤罪者一人を助けるべきか?
と考えるとバランスが難しい。

ただの学生も警察官も発現から嘘を見抜く能力は同じ。
本当のことを嘘と誤認する率は警察官の方が高い。

自白調書はわざと間違えて被疑者に訂正させる。
調書を読んだ証拠とするため。

ハイエクの事物の三分類:
自然物、人工物、機能物
三つ目はドーキンスのミームに相当するようだ。

著者はアフォーダンスについて誤解しているように思う。
アフォーダンスは知覚の理論であって主体の理論ではない。

・今日の一言(本文より)
今後どんなつらいことが予想されようと真実を言う勇気を持て。
앞으로 어떤 힘든 일이 예상되어도 진실을 말하는 용기를 가져라.
无论预测以后发生多么困难的事情,你要有说真话的勇气。
No matter how hard you expect things will go in the future, have the courage to speak the truth.

タグ:小坂井敏晶
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