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キミにもできる スーパーエリートの受験術[改訂版] [名著再掲] [本(発想と効率]

『キミにもできる スーパーエリートの受験術[改訂版]』
有賀ゆう(受験戦略アドバイザー)
鹿砦社(1995)


試験勉強のための技術が至れり尽くせり。古いけど良書。

通信講座はテキストを手に入れる手段と考えること。
添削の質は低くメリットはないそうだ。
通信講座、そういえば一つもちゃんとやれたのなかったなあ……

テストでは、問題は設問や注釈から読む。
本文から読んでは駄目。
本文を読む前に選択肢だけで選別しおくこと。
本文から読むとむしろひっかけ選択肢にかかるという。
なるほど。これはびっくりというか、納得した。
選択肢から読むのは当然だけど、
そこですぐ選ぶことでひっかけが回避できることは気づかなかった。

頭のよしあしは関係ないという人は、
頭がよくて悪いと感じる経験がない人という。
著者は例として和田秀樹を挙げている。
灘高出身だもん、脳みそが違うよね、あの人は。

試験の頭の良さとは、
限られた範囲を限られた時間で覚え自由に組み合わせる能力のこと。
この能力の高い人は、超有名中高出身者か、
将棋が強いか、ソロバンの有段者らしい。
共通点は、
小学生までに頭をフル回転させる訓練を受けたことがあるかとのこと。

私は小学生のときプロ棋士の元に通ってたけど、
脳筋力をつけるという効果はあったような気がする。

ノルマは立ててはいけないという。
ノルマを立てるとやりすぎて、反復ができず、
最初の分に戻ったときは忘れているからだ。

記憶は時間より回数。単位時間内に何回繰り返したかで決まる。
速度の速い反復が重要なわけだ。
覚えようという意識を持ったまま力を抜きひたすら繰り返していく。
軽く素早くゲームのように反復していくのがコツなのだろう。

試験直前は新しいものを記憶してはいけないとのこと。
復習に徹するべきらしい。

キオークマンやブレインシンクロナイザーなどの勧めもある。
キオークマンって効果あるのかな。
自分で読んで録音して聞いて覚えるのは、
弁護士の大平光代さんもそうしたと聞いている。

個人的には語学の勉強の意味で、
2秒ぐらいで音声ディレイする機能があると便利かなと思う。
キオークマンについてるのかもしれない。

ストップウォッチで実質学習時間を計測すること。
またタイマーを買って時間を管理すること。
こうした自分の行動の細かな時間を把握することは大切だと思う。

休憩は3分で十分とのこと。
3分以上休んじゃいますよね。

一日三食は多すぎる。昼食は野菜ジュースで済ませろという。
いやコレはさすがに気合いが入りすぎと思います。

・今日の二言
記憶力は単位時間当たりの反復回数だ。
기억력은 단위시간 당 반복 횟수이다.
记忆力是每单位时间的反复次数。
Memory is the number of repetitions per unit time.

問題は選択肢から読んで考える。
선택지부터 읽고 문제를 생각한다.
先读可供选择的答案,然后回答问题。
For reading comprehension, read the questions and then read the paragraph.

タグ:有賀ゆう
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