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個人的な体験(新潮文庫) [本(小説]

『個人的な体験』
大江健三郎(作家)
新潮文庫(1981)


自身の子どもの障害について知ったときの体験をベースに描いたもの。

・今日の三言(本文より)
脳ヘルニアです。頭蓋骨の欠損difectから脳の内容がはみだしてしまったんですな。
Brain hernia, we call it. The brain is protruding from a fault in the skull.
뇌 헤르니아입니다, 두개골의 결손 때문에 뇌가 비어져 나온 것이더군요.
是脑疝,因为头盖骨的缺损,使大脑的东西露出来了吧。

赤ん坊はゆりかごのなかで殺したほうがいい、まだ動きはじめない欲望を育てあげてしまうことになるよりも。
Sooner muder an infant it it's cradle than nurse unacted desires
갓난아기는 요람 속에서 죽이는 편이 낫다, 아직 움직이기 시작하지 않는 욕망을 길러 내버리는 것 보다도.
你把婴儿在摇篮里的时候杀掉的好,在你让婴儿产生运动欲望之前。

それはぼく自身のためだ。ぼくが逃げまわりつづける男であることを止めるためだ。
It's for my own good. It's so I can stop being a man who's always running away.
그것은 나 자신 때문이다. 내가 계속 여기저기 도망쳐 다니는 남자인 것을 멈추기 위해서다.
那是为了我自己。我不能再成为逃避的男人。

タグ:大江健三郎
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