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엄마를 부탁해(母をお願い) [原書(韓国語]

『엄마를 부탁해(母をお願い)』
신경숙(申京淑)(作家)
창비(2008)


読者に問いかける重い小説。

"発音を間違えたら10字戻る"ルールで音読した。
最期まで読み切った3冊目のハングル書籍。

第1章はお前(너)という二人称で娘の視点で、
第2章は彼(그)という三人称で長男の視点で、
第3章はあなた(당신)という二人称で父/夫の視点で、
第4章はお前(너)という二人称で、真実と幻想が描かれる。
最期にエピローグがある。

娘は作家であり、著者の分身でもある。

母を失って1週間目だ。

で始まる。
行方不明になった老母(69歳)を捜す中で、
母についてどれだけ知っていたのか、
家族の回顧を中心に物語が展開する。
お前(너)という描き方が、効果的に読者に問いつめる。

・今日の一言
엄마는 알고 있었을까. 나에게도 일평생 엄마가 필요했다는 것을.
母さんは知っていたのかな。私にもずっと母さんが必要だったということを。
妈知道吗?我也是一直需要妈妈的。
Mom, did you know it? I also needed you in my life.

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