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ろう者の世界-続・日本手話とろう文化 [本(手話/聴覚障害]

『ろう者の世界』
木村晴美(ろう者、手話通訳教官)
生活書院(2009)


ブログをまとめたもの。

程度や頻度は口形など顔の動きで表現する。
手の動作の大きさは関係ない。
強調したいときつい手の動作を大きくしてしまうと、
別の単語になってしまうのだ。

"韓国語の敬語は日本語ほど厳しくない"
というのは勘違いじゃないかな。

手話の指さしは代名詞。
しかし聴者に指さしして殴られた人も。

単語の違い。
手話の注意は大失敗した相手に使う重い言葉。

私はどうも氏の文章に違和感がある。
手話通訳教官として生徒に語るスタンスのため、
一般の人へと視線が向いていないこと。

さらに中途失聴者について失念しているように思う。
母語が日本語である中途失聴者にとっては、
日本語対応手話が不可欠であり、
その日本語対応手話の話者数もろう者より多いということ。

ろう者は聴者と対等な健常者だが、
中途失聴者は障害者で自分たちより下という意識が見え隠れする。
あるいは日本語能力に問題があるのかもしれないけど……

・今日の一言
手話では手の動作を大きくしても強調の意味にならない。
수화에서는 손의 동작을 크게 해도 강조 의미가 안된다.
手语中动作再大,也没有强调的意义。
In sign language, even if you move the hands bigger, you cannot express emphasis.

タグ:木村晴美
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