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中国語のエッセンス [本(中国語学習]

『中国語のエッセンス/遠藤光暁/白帝社/2006』
著者:中国語
評価:名著。仏露の中国語研究から中国語を知る


発音の注意。
uはウより奥よりのこもった音色。
-nは鼻音が短く切れ、子音の部分のみ鼻音。
-ngは鼻音が長く続くが、母音から鼻音化する。
母音の時点で違うのである。

-inはiとnの間にかすかにエが入ることもある。
-ingはiとngに間にウが入る。
この場合も母音から違うのだ。

b, d, g, jなどの音の、
2声、3声、軽声は濁音になること。
これは全くその通りで、私は意識して濁音にしているのだけど、
これを指摘する本はほとんどない。
そのためか、日本人には敢えて清音にして、
変な発音する人が多い。
中国語は濁音がないのではなくて、
濁音と清音を区別しないだけなので、濁音はあるのである。

duiの母音はwei
diuの母音はyou
dunの母音はwen
dongの母音はweng
bo,po,mo,foの母音はwo
これも中国語らしく響かせるコツ。

中国語の文法。
主語には既知のもの、目的語には未知のもの。
これは英語にも共通の理論である。

存現文は自動詞か他動詞+着。
動作主として人間/動物の意味特徴を持つ名詞句のみを取る
動詞の前が人間/動物でなければ意味上の受け身文/主題文となる

-着は進行形というより状態の持続。
在-とは異なるのだ。

了は動作動詞と状態述語で異なること。
了は過去ではなく完了という考えが必ずしも正しくないことを示す。

北京語はストレスアクセント。
1フレーズに一つ強く発音し、他は弱化してさらりと。
このあたりも英語に似ている。

・今日の二言(文中より)
以其人之道,还治其人之身。
やられたらやりかえせ。
Give back as good as you get.
당하면 반격해라.

我明天在一家设备舒适的电影院和新来的同学一起看一部最近受欢迎的电影。
私は明日ここちよい造りの映画館で新しく来たクラスメートと一緒に最近最もはやっている映画を見ます。
나는 내일 분위기 좋은 영화관에서 새로 온 반 친구과 함께 요즘 가장 유행하는 영화를 볼 겁니다.
I will watch the now most popular movie with a new classmate in the comfortable movie theater tomorrow.

タグ:遠藤光暁
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