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いじめの構造-なぜ人が怪物になるのか(講談社現代新書) [本(社会心理学]

『いじめの構造』
内藤朝雄(社会学者)
講談社現代新書(2009)


どう考えても現実よりも説明の方が複雑。

人間の複雑さ。
他人を細かく世話をしたがる人は拒絶されると、
悪口を言ったり嫌がらせする人に変化する。
愛情の強さと支配欲には関連が強い。

いじめは日本だけの問題ではない。
イギリスでは年に6-7人の若者がいじめで自殺するという。

著者の基本的な考え方。
暴力のいじめには学校内の治外法権を廃止して警察を入れること。
これは当然だと思う。

日本社会の特徴。
日本は中間集団全体主義社会。
この源泉は学校制度にある。
クラス単位の活動の多さが他国と全く違うのである。

・今日の一言
他人を細かく世話をしたがる人は拒絶されると悪口を言ったり嫌がらせする人に変化する。
남을 세심하게 돌보고 싶어하는 사람은 거절당하면 욕을 하거나 짓궂은 짓을 하는 사람으로 변한다.
喜欢细心地照顾别人的人,一旦被拒绝,会变成骂人或挖苦人的人。
When the person who is busy taking impeccable care of other people is refused by others, he/she will turn to the person who speaks evil of others or harasses others.

タグ:内藤朝雄
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