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作家とは何か-小説道場・総論(角川oneテーマ21) [本(読書と文章]

『作家とは何か/森村誠一/角川oneテーマ21/2009』
著者:推理小説、時代小説、ノンフィクション
評価:個人的な話も面白い


小説の基本。
小説は説明でなく描写で描く。

作家としての読み方。
感銘した作品はプロット、構成、テーマのメモを取る。
これは大事かも。

作家にとって旅は必須の要素。
何度書いてもその都度現地取材しないと書けないらしい。
旅行か……時間もお金もかかるしなあ。

読者の構造。
愛読者は2万部までで、これ以上は浮動読者。
さらに十万部からは反対読者も出る。
高い世評で覗いてみたという人たちだ。

中国での人気も高いらしい。
人間の証明と悪魔の飽食は中国の発行部数の方が多いとか。
ところが中国からの印税は0で、一千万部以上の印税を損失。
全く……ねえ。

著者は物心つくころから本が好きだったとか。
偽の診断書で一ヶ月高校を休学して図書館に通ったらしい。
やっぱり作家って子どもの頃から本好きが多いみたいだ。

・今日の一言(本文より)
警察の隠語。縊死体=ブランコ、焼死体=ヤキイモ、溺死体=マグロ。
경찰의 은어. 액사체 = 그네, 소사체 = 군고구마, 익사체 = 다랑어.
警察的行话。吊死体=秋千,烧死体=烤红薯,淹死体=金枪鱼。
Police slang. A hanging dead body = a swing, a charred body = a baked sweet potato, a drowned body = a tuna.

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