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マインド・ウォーズ-操作される脳 [本(脳科学]

『マインド・ウォーズ/ジョナサン・D・モレノ/アスキー・メディアワークス/2008』
著者:生命倫理学
評価:脳科学と国防の関係を知る


サブタイトルは脳研究と国防。
神経科学や神経薬理学に国家安全保障機関が出資していたという話。
脳科学の軍事への貢献がわかる。

ウァロ・アタキヌス
Homo sum, humani nil a me alienum puto.
私は人間である。人間に関することなら何でも私に無縁ではない。
軍事もまた人間に関するなら何でも無縁ではないと言えそうだ。

戦場での人間心理。
火線の両端の射撃手には弾丸を余分に持たせる。
両端は撃ちたがる人間が陣取るらしい。

モスクワ劇場のテロ事件。
フェニンタルで128名死亡。
この原因は単なる連絡ミスであるらしい。
軍事の機密性が持つ問題というべきか。

ハイパーソニックサウンドとは、
細いビーム状に絞った音。
側を通る人にしか聞こえない。
これで話す自動販売機が日本にあるらしい。
意外に身近に体験できるものがあるわけだ。

この本はこちらを読んで読みました。
事実はSFよりも奇なり「操作される脳」(スゴ本)

正直、あまり印象の強い本じゃなかった。
私としては、以下の2冊をスゴ本として、dain氏に薦めたい。
「戦争」の心理学-人間における戦闘のメカニズム/デーヴ・グロスマン&ローレン・W・クリステンセン/二見書房/2008
戦争における「人殺し」の心理学/デーヴ・グロスマン/ちくま学芸文庫/2004

・今日の一言
Homo sum, humani nil a me alienum puto.
I am a human being: I regard nothing of human concern as foreign to my interests.
私は人間である。人間に関することなら何でも私に無縁ではない。
我是人,任何有关人的事,我都关心。
나는 인간이다. 그러므로 인간에 관한 것이라면 무엇이든 나와 관계없는 일로 여기지 않는다.

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