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小王(ワンちゃん) - 楊逸 [中文文件]

『ワンちゃん』
楊逸(作家)
文芸春秋(2008)


  女人的心理表现很有意思。

  我看完了『ワンちゃん』。这是第105次文学界新人奖的获奖作品。这本书里有两篇小说。『ワンちゃん』和『老処女』。
  『ワンちゃん』这个题目让我想起来狗的故事,实际上这本书的内容是来日本和日本的男人结婚的中国女性的故事。她姓王,所以她婆婆叫她『ワンちゃん』,这是题目的由来。
  『ワンちゃん』的主人公王爱勤是像她的名字一样能干的人。她没上高中就开始工作,做衣服的批发商赚钱。可是她的丈夫是不喜欢劳动的人,一直靠她生活。所以她和丈夫离婚,可是前夫缠着她,要求她给很多钱。她很讨厌前夫,为了逃避他,和日本人结婚,去日本生活。这个日本丈夫不是像前夫一样的恶人,但是是像御宅族一样的奇怪的人。她碰到的男人都不好。
  王爱勤在日本开始斡旋结婚的工作。她为了给日本农村的男性找媳妇去中国的农村。以前在日本有社会问题。找中国城市的媳妇,她们不习惯日本农村的生活,出现了许多矛盾。所以她想出来农村的媳妇应该从农村找。
  在这个故事里,她喜欢上找媳妇的日本男人,这样的故事。王爱勤运气不太好,可是精神很坚强。这是一部有幽默感的故事。

  『老処女』是在日本研究儿童心理学的中国人女性的故事。
  老处女,这个词汇,日语中没有,可是韩语中有。听起来让人伤心的词汇,但是在韩国是随便用的词。在中国怎么用?
  『老処女』的主人公万时嬉相信自己的年龄是5的倍数的时候有好事。她不受男人欢迎,可是很在意男人的目光,这个作品中很幽默地描写她的妄想。
  这部书里有一个奇怪的日语。喉の奥で無言で言った(在嗓子深处默默地说)。怎么可能没声音地说呢?是不是汉语中有类似的表现呢?
  两部小说都很有意思。特别是女人的心理表现。可是女读者看的话,也许是让人不舒服的事。

 楊逸の『ワンちゃん』を読みました。これは第105回文学界新人賞を受賞した作品です。この本には二つの話があります。『ワンちゃん』と『老処女』です。
 『ワンちゃん』というタイトルなので、最初は犬の話かと思いましたが、日本に来て日本人と結婚した中国の女性の話です。王さんなので、姑が『ワンちゃん』と呼んでいるためです。
 主人公の王さんはとても働き者です。高校には行かずにすぐ働き、衣料の卸売り会社を作って稼ぎます。ところが男運が悪く、最初の中国の夫は全く働きません。それで離婚するのですが、それでも王さんの元に現れてお金をせびります。嫌になって逃げるため日本人と結婚して日本で暮らします。するとその日本人の夫はオタクな感じの変な人です。
 王さんは日本では結婚を斡旋する仕事を始めます。日本の農村の嫁を探しに中国の農村に行きます。中国人花嫁を都会で探すと、農村の暮らしになじめず問題になりました。それなら農村の嫁は農村で探せばうまくいくという発想です。
 ところが、そこで嫁探しする男性に、王さんは心を惹かれてしまう、という話です。王さんは運が悪いけどたくましくて少しユーモラスなお話です。

 『老処女』は、日本に児童心理学の研究に来ている中国人女性の話です。
 老処女という表現は日本にはありませんが、韓国語では同じ表現をします。強い言葉に思えますが韓国では気軽に使われます。中国ではどうなのでしょうか?
 老処女の主人公万時嬉は年齢が5の倍数のときに運のいいことがあると信じています。男性にはもてませんが、とても男性を意識しており、彼女の妄想がとてもユーモラスに描かれています。
 この本では変だと思う表現が一つありました。喉の奥で無言で言った。どうやって無言で言うのでしょう?あるいは中国語の表現に似たものがあるのでしょうか?
 どちらも女性心理がとても面白いです。でも女性が読むと気分が悪いかもしれませんね。

・今天的一句话
乡下男人的话,我可以去乡下给他找个对象。
I should go to the country and find a partner for a man in the country.
田舎の男には、田舎に行って相手を見つけてあげれば良いのだ。
시골 남자에게는 시골에 가서 상대를 찾아 주면 좋다.

タグ:楊逸
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